脳梗塞の経緯1
昨年6月に脳梗塞を発症したので、その経緯とか、他にも色々?
まず、僕は高血圧だ。
いつなったのかは分からない。
数年前から旦那が間質性肺炎にかかり、休職して退職して、家で看病?して、何もできないままとうとう彼は亡くなった。
指間を抜ける砂のように、為すすべもなくすり抜けていく、彼という時間。
僕は何もできなかった。
その間、子供は不登校になり、原発は爆発し、実の母も亡くなった。
ペットも2匹死んでしまった。弟も誤認逮捕されて、殺人罪の濡れ衣を着せられるところだった。詳しく書くと、もう2,3本ブログ書けちゃうんで、この話はここら辺で。
後々書くかもね。
いやープレッシャーですねぇ。泣いていいですか?
俺って結構不幸じゃね?他人に自慢できるぐらいには悪いことが重なってね?
それで原発事故、地震の次ぐらいから僕はモニタリングポスト睨んでて、政府が大丈夫って言ってるテレビやラジオはまるっと無視して、pcに寝ずに張り付いてたんですわ。
で、結局。
このアンラッキーラッシュが一息ついた頃、旦那の働いてた会社から打診があって。
仕事しない?うちで。時給900円でどう?
なんて聞かれて。時給なんてよく相場も知らない僕は、そのままパートで働いたんだ。
でもさ。工場の現場で結構肉体労働で、子供に飯も作ってやれない。
危険を知りつつ、外食を重ねる僕。最初は喜んでた子供達も、そのうち家で作ってよーとなって、早々に収支が合わなくなってしまった。
入ってくる金より、出て行く金のほうが格段に多い。
でも働かなくちゃ。この時の僕はまだ頑なで、学校は行くもんだ。仕事はするもんだ。と、思ってた。昭和頑固親父の妻でしたからね。だって、第二次ベビーブーム世代って、そういうリーマンになる教育受けてたじゃん。男も女も。
新人類と謗られながらもさ。
で、気づいた。あれ?これ僕、ワーキングプアってやつじゃね?
子供の絵本(五味太郎)に出てきてたやつじゃん。
で、働いて、ある日会社で倒れて。
シックハウスらしい。
LIXIL入れて、壁紙張り替えたせいかも?
で、1日入院する羽目に。
その時測った血圧が、294/168で、なんだかすごく看護婦さんが慌ててた。
僕ニトロなんて薬、初めて飲んだよ。甘いんだねぇ。
これが小説で読んだニトロかぁ。なんて思いながら、血圧が高いこと、降圧剤が必要なことなどを説明された。
うーん。思い当たる原因はありすぎて特定できない。
まず、数年単位で続いた寝不足。
母の家系が高血圧だった。
体重が80kgもある。
子供が男の子。しかも二人。
まあ一番やばいのは、被曝だな。
で、薬を飲みながら会社に行ってたんだけど、お金がなくなって仕事ができなくなっちゃった。趣味みたいなもんだからね。生活を支えられないからさ。
で、引き継いで、仕事を辞めたんだけど、パートなのに守秘義務の誓約させられた。
口止めになる金額もらえてないのに、こんなやっすい仕事で口止めかよ。なんて思ったけど口にはしなかった。喧嘩したって得にはならないだろうしね。
で、2月にようやく辞められたんだれど、職場に近かったし田舎の病院なので、ダイエットしろと煩かったのもあって病院を替えることにした。
近くには泌尿器科しかないので、そこを受診。
知らなかったんだよ。泌尿器科は男性が行くなんて。
そこで薬をもらいながら目の調子が悪くなったので、軽い気持ちで読んでた目の本の医者が腕がいいってんで、物見がてら美術館もあるっていう深作眼科に行ってきたのさ。そこで、目の血管の写真を撮ったら、動脈硬化が進んでるから、目より先にそっちの治療をって言われて、そこはそれっきり。なぜなら、紹介状をもらって数回通ったうちに、脳梗塞で入院しちゃったからさ。
経緯
6月の終わりに左半身が動かなくって、救急車を呼んで歩いて乗ったよw
数日前から喘息が起きて、その喘息と一緒に体が麻痺した。
僕の家族は長男と次男、ペットが数匹。
下の子がヒッキーなので、動かない肩を揉んでもらう。治らない。
動いたり動かなくなったり。
TIA?
そんなの知らないし。
で、近所の救急病院に搬送してもらった。
全然知らないトコ。
どこだよここ?とか思いながら、MRIだかCTを受けて、夜中に眠そうな医者が、
「なんともないですねー。薬出しときますから、薬局で薬もらって帰ってください。」
エェー???
確かにその時は10分ほどして動いたけどさ、でもなんかあるんじゃないの?
帰れって、ここがどこかも分かりませんが?
ケアの悪さに驚愕しながらアスピリンをもらって、明日飲めばいっかー、と何処とも知れない真っ暗な真夜中の道路を子供と歩く。ヤブと道路しかない。医者もそんな感じだし。付き添いで同乗してた19歳の長男が、
「ここ知ってるー。〇〇ん家の近くじゃん。」とか、僕の知らない友達の名前を言う。
いや、僕知らないから。お前の友達多すぎだからわかんないよ。もっとも僕は、人の顔に関しては、毎日顔を合わせてる人も覚えられない驚愕の記憶力。
プルトニウム239とかなら、すぐに覚えられるのになぁ。
長男は友達を選ばない。リアルで100人いるようなタイプ。人を選びたくないんだと。
友達って、選ぶものらしいよ?と、コミュ症で友達のいない僕が彼に言うと、彼は僕を心底軽蔑しきったような目で見おろして、僕は選びたくないんだ。と。?。ふーん。
そういうものなんですかねぇ。
ボーイスカウトに入ってたから、あちこち自転車で行った経験もあって同行するときは頼りになる。なにしろ僕と下の子は超方向音痴だから。
ただし、奴に道を聞くのはNG。
「ああ行って、右に曲がって、こんな感じでガーって。」
んなのわかるか。イナイレかよ。
とにかく彼が
「昭和中のあたりだよ。」
ていうから、見当がついた。
実際、川のあたりに来て、ようやく見覚えのある景色に。
おお、商店街がある。
そして無事に家について、疲れて寝た。
次の日、もっと大変な目にあうとも知らずにね。