How cooked Sunnysideup
さて。
僕は料理が嫌。
だってめんどくさいし。
何よりも料理人だった母が、僕に怒鳴り散らし、罵倒を飛ばしながら料理をする上、説明らしい説明もなく、なぜできないのかと怒られたからだ。
いわゆる職人肌のシェフって感じ。仕事はやる気があるやつが盗め。みたいな。
でもそんな怒鳴られてまで覚えたくないし。覚えてなどやったりはしないのだ。
そんなコンセプトだったので、結婚するまではお菓子作りしかしてなかった。
正しい朝ごはん(僕が命名。)と言うやつを、旦那に振舞ってもらって、少しずつお勉強。ノリに卵にハムに味噌汁か。家では食べたことないな。
僕のうちの朝ごはんといえば、アメリカの叔母が送ってきたインスタントコーヒーで作ったミルクコーヒーに、りんごのバターソテーを挟んだホットサンドとか、野菜炒めとか、ラーメンだったな。あとは前日の残りか、味の素で味付けた卵焼き。
卵焼きだけは、昔々父が褒めてくれたので、あまり苦手感がない。
味の素で味付けした卵焼きだけは、僕が作ったもので、それ以外はみんな母の手作り。
僕が正しい朝ごはんと命名した気持ちもわかってもらえるんじゃないかな?
卵だけ焼いて食べる。ご飯はなし。4日ぐらい炊飯器で保存されてて、腐ってることが多かったからな。
我が家の冷蔵庫は、恐怖の対象であった。
ばあさん(我が母である。)が、何でもかんでもポリエチレン製のビニール袋に入れてテキトーに突っ込んでくれるから、開けるたびにそのビニールに詰まったなんかのナマ肉が落ちてきて、下には血液がドリップとなって滴り落ち溜まってるという、冷蔵庫のゾンビみたいなものだった。
なので、料理というものを結構胡乱な目で見てたんだな、僕は。
今では結構いろいろ作れるぞ。
で。
僕の得意料理を紹介しようと思う。
ジャーン。
目玉焼きだ〜!
おお!
画像はドラッグしただけですが、大きさとか変えられるのかな?
レタスは淡路島レタス。
ミニトマトは北海道。
ベーコンはコープの無縁せき。
胡椒は挽きたてのホワイトペッパー。
そして卵は、熊野古道の卵。
ちなみに一番こだわったのは、塩。(見えないやん。)
ペルシャンブルーソルト。
僕は塩や胡椒には結構こだわってる。
特に高血圧だからってわけではないけど、まあ、前から塩はこだわりがあったのだ。
本当はもっとがっつりベーコン食べたい。
でも、脳梗塞だから、食べらんない。
あーあ。
いつもならベーコンを焼いた時にたっぷり出る脂か、オリーブオイルをひくけど、今日は何もなしで卵だけ焼いてみた。
このベーコンは、無塩せきだけどプリンらしくて、焼いてもあまり油は出ない。
プリンというのは、プリンハムのこと。ハムやベーコンの作りかたって。振動を与えながら調味液を注入して作る。だから調味液でぷるぷるのプリンみたいなベーコンやハムができる。
現代文明の摩訶不思議で、こうやって作ると伝統的なベーコンやハムでは体積が減るんだけど、何と増えて大きくなる。
ベーコンの70%は犬の胃袋に入った。
レタスの半分はウサギと分けてしまって、この量に。
卵の焼き方は、フッ素加工のフライパンを中火にかけて、卵を落としたら弱火にする。蓋はしない。
塩と胡椒を振って、白身が固まるまで待つ。縁がカリカリになるとなお良し。
水も入れない。
これはカリウム塩で、肝臓に問題がなければ、高血圧対策になる。
まあ、実際にはどうなのかな?高血圧は塩が原因てわけでもなさそうだし。
左がブルーソルトで、右がチェリーソルト。